武器の属性レベルと実際のダメージ

[114] ダメージ倍率について(再掲載) 投稿者:ヤルノ 投稿日:2005/09/05(Mon) 03:19 

時間がないので推敲してないです。
初掲載したときのまま投稿。

付加属性に依存するダメージ倍率

被験者:ラビLv.37(弱点属性:闇、金 耐性のある属性:光、木 HP約320)
 ラビのHPは鍛えていないエメラルドランスでの攻撃を一撃加えた時点のものを採用している。
用いた攻撃:槍のクイックアタック一撃目
用いた武器:すべて槍で、表記のないものは黒曜石の槍
計測の方法:相手のHPゲージを目分量で計測(故にある程度の誤差が生じてしまう)

 武器の属性レベルについて過去の事実を紐解くと、ディオール最強武器(15-15-14-14-15-9-15-9)で攻撃したとき、
ランドドラゴン(木・火弱点)よりもプチドラゴン(土・水弱点)のほうが倒すのに要する攻撃回数が多いということがあった。
また、自分の好みの攻撃力を求めているとき、165(属性レベルはすべて0)程度ならなかなか面白いと判断して、
とにかく属性レベルの高さを追求した、ジャコビニスタッフ(15-15-15-15-15-14-15-14)攻撃力165をつくって
攻撃してみたら、与えたダメージが飛びぬけて高くなっていて戸惑ったことがあった。
そして、ケイブマンに弱点属性のみを上げた武器で攻撃したら異様に攻撃力が高く、その後耐性属性を上げた後攻撃したらまた
ダメージが下がっていたことがあった。

 これらの事実を、詳しくデータを採って付加属性がダメージにどう依存しているか下にまとめた。

A.木・金の2属性間での考察
 
AT 木 金 Damage 付加属性 備考
28 0 0 100   以下4つミスリル
30 0 1 103    
35 0 3 119    
39 0 5 320超 金 一撃必殺
2 0 0 1   以下7つエメラルド
2 0 1 1    
2 0 2 1    
3 0 3 17 金 倒すまで17発
3 0 4 18 金 倒すまで15発
3 0 5 20 金 倒すまで14発
3 0 6 22 金 倒すまで12発
19 0 0 50    
20 0 1 55    
21 0 2 63    
21 0 3 185 金  
22 0 4 215 金  
22 0 5 225 金  
23 0 6 260 金  
24 0 7 300 金  
24 0 8 319 金  
24 1 7 300 金  
24 2 7 315 金  
25 3 7 150 木・金  
25 4 7 155 木・金  
26 5 7 160 木・金  
27 6 7 160 木・金  
28 7 7 170 木・金  
23 3 0 25 木  
23 6 0 25 木  

 以上のデータから分かることは、

1. 付加属性がつくまでは属性レベルはダメージに依存しない。
2. 弱点属性が付加されるとダメージがいきなり倍近く跳ね上がり、耐性属性が付加されると今度は一気に(ほぼ)半減する。
3. 弱点属性の属性レベルとダメージは比例している。
4. 耐性属性の属性レベルはダメージに影響を与えない。(付加属性の有無のみが関わる。)

 と、以上4つのことが判断できる。

B.光・闇・木・金+火の5属性での考察
 実際武器を作成するにあたり、基本的にはやはり8属性すべてを上げる方がほとんどだと思う。
そこで、弱点属性・耐性属性双方のレベルも上げたデータについてとりあげていく。
(火は、攻撃力をあわせるため、あるいは吸収技を用いるために上げた。)

AT 光 闇 木 金 火 Damage 付加属性 備考
19 0 0 0 0 0 50    
20 0 0 0 1 0 55    
21 0 0 0 2 0 63    
21 0 0 1 2 0 160 金  
22 0 0 2 2 0 170 金  
22 0 1 2 2 0 80 木・金  
23 0 2 2 2 0 135 闇・木・金  
24 1 2 2 2 0 140 闇・木・金  
24 2 2 2 2 0 65 光・闇・木・金  
23 2 0 2 2 0 30 光・木・金  
22 0 2 0 2 0 275 闇・金  
22 2 0 2 0 0 10 光・木  
24 0 0 0 0 8 80 火  
34 6 6 6 6 0 160 光・闇・木・金  
34 0 0 0 0 0 117   バオバブの木
33 0 0 2 12 8 280 木・金・火  
41 2 12 2 12 7 313 光・闇・木・金・火  
41 0 0 0 0 6 140 火 ハレー隕石
24 0 4 0 4 0 320超 闇・金 一撃必殺
23 0 3 0 3 0 320超 闇・金 一撃必殺
22 0 0 0 0 0 65   ひいらぎの木
21 0 0 2 0 0 25 木  

 このデータについて特記する点は、

1. 弱点属性の属性レベル合計が4のとき、付加属性が弱点属性2・耐性属性2の状態(ダメージ65)よりも、
弱点属性・耐性属性が付加属性になっていない状態のほうがダメージが大きい(ダメージ80)
2. 弱点属性の属性レベル合計が12のときは弱点・耐性属性が付加されているほうが若干(約1.37倍)ダメージが大きい。
3. 弱点属性の属性レベル合計が24のときは弱点・耐性属性が付加されているほうがはるかに(約2.24倍)ダメージが大きい。

 という点にある。すなわち、すべての属性を宿しても、武器の属性レベルが低いと逆にダメージが下がり、極めて高いと
跳ね上がるということである。

 この関係を1(金+闇=4)と3(金+闇=24)の値を一次関数に当てはめて、
弱点属性の合計がどうダメージに依存しているか算出すると以下のようになる。

実測値 理論値
金+闇 倍率 強属性合計 倍率
4 81.3% 2 67%
12 136.8% 3 74%
24 223.6% 4 81%
5 88%
6 95%
7 103%
8 110%
9 117%
10 124%
11 131%
12 138%
13 145%
14 152%
15 160%
16 167%
17 174%
18 181%
19 188%
20 195%
21 202%
22 209%
23 216%
24 224%
25 231%
26 238%
27 245%
28 252%
29 259%
30 266%

 値が合っているかどうか、強化属性合計が12のところを見ると、
実測値136.8%、理論値138%でほぼ一致している。
(式は、おおよそy=0.07x+0.53程度で示される)

 上のデータを見ると、属性レベルを簡単にAll6で作成した武器はダメージが
少し乗る程度(強化属性合計12:約138%)であるのに対し、
スウィフト最強武器はほとんどの相手に2.5~2.7倍ものダメージを与え、
ディオール最強武器も落ちても1.8倍、基本的には2.7倍のダメージを与えていて、
(最も落ちた場合;18と最も高い場合;30では1.5倍の差があるので、プチ
ドラゴンを倒すのに攻撃回数がより要されるのはこのためだとわかる)

武器の属性レベルは大きくダメージに関わっていることがここで証明される。

 そして、他の関係に注目すると、

実測値
AT 付加属性 倍率
21 木2 40%
21 木2・闇2 16%
21 金2 254%

 付加属性を加える属性を限定した場合、上のような関係になり、
その武器の付加属性が相手の耐性属性2つにあたるとダメージは1/6程度まで激減する。

 ここで、逆にもし弱点属性のみが付加されていた場合はどうなるのだろうか。それについて以下にとりあげた。

C.闇・金の2つの弱点属性(+攻撃力合せの火)の場合のダメージ

AT 闇 金 火 Damage 付加属性 備考
22 2 2 0 275 闇・金  
22 0 0 0 117   ひいらぎの木
12 4 4 0 195 闇・金 大理石
12 0 0 2 25   メノス銅
13 5 5 0 225 闇・金 大理石
13 0 0 3 30   メノス銅
14 7 7 0 300 闇・金 大理石
14 0 0 5 40 火 メノス銅
13 2 8 0 225 闇・金 大理石

 2つの弱点属性がそれぞれ異なるレベルの場合、数値にどう影響があるか調べてみたが、
AT13、弱点属性の合計10の金5・闇5と金8・闇2は同じダメージの与え方であった。
 すなわち、与えるダメージは弱点属性同士の関係には影響を受けず、その合計のみに比例している
ことがここで証明される。

そして、このダメージ倍率の実測値を表にすると、

実測値
金+闇 倍率
4 423.1%
8 780.0%
10 750.0%
14 750.0%

 と、金と闇が2あるだけでなんと4倍に跳ね上がり、8以上では7.5倍ととんでもない
ダメージの与え方をしていることがここでわかった。

 そしてもう1つわかったことは、7.5倍でリミッターがかかっていると思われることだ。
Bに示した値が比例関係であることと、8,10,14すべてが横ばいであることからそう判断できる。
とはいえども、7.5倍は十分高く、自分好みの属性のみを付加属性にした武器を作る価値は十分あるだろう。

 Cのデータは今しがた採ったデータで、実はその前に私は光15・木13・金15・火15(他4属性付加属性なしの0)で攻撃力236という
槍を作っている。それを使って実際戦ったところ、光弱点のバットムを一撃で落としたり、光・木弱点(金耐性)のイビルウェポンを
クイックアタックの1セットで倒したり、ケイブマン(木・火弱点、金耐性)を青龍一撃で倒すなどとんでもない威力を発揮すれば、
一方でダック(光・火耐性)には何発もの攻撃と、青龍3発加えてもまだまだ倒せなかった。
 このように、特定属性に特化させるとその性能も極めて極端になるが、光や火などは手ごわい敵が弱点属性にしていることが多く、
割と使い勝手のいい武器になるのだ。
 また、この武器は15まで上げる必要がなかったようにも見えるが、実は魔法を使った際、弱点属性をつくと「装備している武器の
属性レベルに比例する」ことが以前紹介したデータで判明している。この場合、15までカウンターストップになることなく上がるので、
魔法での威力を求める場合には属性レベル15が生かされるのである。参考までに、金15でオーラストライク(威力94A)を放つと、
ラビLv.99(HP:D)は一撃のもとに葬り去れる。加えて、ノーフューチャーモードでも大抵の金属性弱点の敵は2発で倒せるのだ。

以上のことを要約すると、

1. 耐性属性のレベルは比例せず、弱点属性は比例するので、属性レベルは高いほうが有利。
2. ダメージは、属性レベルがAll5~6ぐらいだと少々増える程度で、All8~9なら効果が期待でき、All14~15なら跳ね上がる。
3. 特定の属性だけ高い武器だと、得意な敵には極めて強く(7.5倍)、苦手な敵(1/6)には手ごたえのあるバトルを味わえる性能になる。
4. 全部の属性を極限まで上げるとほぼ常時2.7倍。特定属性だけ上げると、1/6~7.5倍。
5. 魔法もダメージという点で重視するならば、その属性レベルを高くしておくとよい。

となる。
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